こんにちは、ささみです!
皆さんは、紙の書籍でも電子書籍でも、読書をするときに、「このフレーズをメモしておきたい!」と思ったら、どのようにしています?
紙の書籍の場合はそのまま書き込むか、付箋を貼るなどができると思います。
Kindleなどの電子書籍の場合、付箋や書き込みができないので、ハイライトをするのが一般的だと思います。
付箋や書き込みができないので読書は紙の書籍派の人もいるかもしれませんが、隙間時間で本を読みたいと思った時に、大きい書籍だと持ち運びが不便ですよね。
私の場合は電車の移動中なども立ちながら本が読めるので、Kindleを使っています。
Kindleなどの電子書籍の難点は、メモを残すことができないことです。
別のメモアプリを起動してメモを取ることはできるのですが、マメな人でない限り続かないし、特に図表については記録することもできないです。
そんな時、知ったのが「Book Notion」です。
Book NotionとKindleを連携させることで、本文のハイライトの保存はもちろん、メモや図表の保存、タグ付け(カテゴリー分け)の管理もできてしまいます!
「Kindleを使い始めた時に知りたかった〜!」「もっと早く知っていれば!!」と言わざるを得ない便利な神アプリになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事はこのような悩みを持っている方におすすめです。
- Kindleでメモをした内容を後で簡単に見返せるようにしたい
- 読書で得た知恵・知識を効率よく定着させたい
Book Notionの特徴と効果的な使い方
Book Notionは、Kindleのハイライトの内容をNotionに簡単に保存できるアプリです。
Kindleだけでなく、WebページやXの情報も保存ができ、集めた情報の一元管理が可能になります。
Book Notionの主な特徴3つ
①Kindleのページを開いたまま、ハイライトの保存ができる
別のアプリを立ち上げる必要はなく、Kindleでハイライトしたい箇所を選択し、「共有」ボタンから「テキストの引用」を選び、Book Notionを選択するだけで保存が可能です。
ハイライトを保存するときに、コメント欄にメモを残すことができます。
WebページやXも同様の手順で保存が可能で、それぞれのソースごとに別々のNotionデータベースを作成して管理することができます。
保存の手順は以下の通りです。
②図表の保存ができる
電子書籍の欠点と言われていた図表の保存も、Book Notionで可能になりました。
やり方は、Kindleで保存したい図表を見つけたら、スクリーンショットを撮ってBook Notionアプリを開いて下にスクロールし、「Media」から画像をアップロード、「保存」をタップするとNotion に保存することができます。
③これまでに読んだ書籍のハイライトが一覧で管理できる
Book Notionアプリを開くと、これまでに読んだ書籍のハイライト内容と、ハイライトをした日時、タグ、書籍のタイトル、著者、コメントなどが一覧で見れるようになります。
タグは自分で作れるので、「サイエンス」や「マネジメント」「自己啓発」「お笑い」など、自分のオリジナルのカテゴリーを作って区別することが可能です。
ちなみに、ハイライトの件数は、Book Notionの開発者であるKosakaさんで313件、一番多いユーザーでは4000件以上もハイライトを保存していることがわかりました。
たくさん保存しても、ハイライトの検索機能があるので、検索から探して見返すことも可能です。
Book Notionの効果的な使い方
Book Notionの効果的な使い方は、通知設定機能を活用することです。
通知設定をすると、指定した頻度、時刻に、ハイライトした内容をメールで受け取ることができます。
例えば、毎週月曜日の9:00に、Kindleからのハイライトを5つ配信と設定すると、5つのハイライトがメールで届き、内容を改めて確認することができます。
これにより、過去に読んだ本のハイライトの内容を振り返ることができ、知恵の蓄積につながります。
人は、読んだ内容の90%は忘れてしまう生き物なので、何度も復習することで自分の知識として定着させることが可能になります。
一度読んだ本を見返す機会ってあまりないと思いますが、この通知設定であれば、強制的に見返す習慣ができるため、ストレスフリーで知識の定着ができることがポイントです。
Book Notionの設定方法
Book Notionの設定方法については、以下の動画で詳しく解説されていますので、こちらの動画をご覧ください。
https://youtu.be/dYuVAt6oGwM?si=HtbQsuQMPkrsGQK1&t=1379
Book NotionはiPhoneユーザーであれば無料で使用できるiOSアプリです。
Notionの料金プランは以下の通りとなっています。
フリー プラン | プロ プラン | プレミアム プラン | |
料金 | 無料 | 300円/月 or 3000円/年 | 600円/月 or 6000円/年 |
Kindle 毎月の本の登録可能冊数 | 1冊/月 | 制限なし | 制限なし |
Web 毎月の保存可能件数 | 5件/月 | 5件/月 | 制限なし |
X(Twitter) 毎月の保存可能件数 | 5件/月 | 5件/月 | 制限なし |
複数端末からの 同一データベースへの保存 | ✔️ | ✔️ | |
メール配信の頻度と ハイライト件数を変更 | ✔️ | ✔️ |
また、Book Notionに新たな最上位プラン「Book Notion Z」が登場しました。ハイライトの保存操作がより簡単になっており、Androidなどの他の端末でも使用が可能になっておりますので、興味のある方はチェックしてみてください。
まとめ:Book Notionで知恵を蓄積しよう!
本日はBook Notionの特徴と効果的な使い方、設定方法について解説しました。
Book Notionを活用して、読んだ本をハイライトする癖をつけることで、読みながらどこをハイライトしよう、という風にアンテナをはりながら読むようになり、より集中して読書ができるようになります。
私自身、普段そこまで本を読まない人ですが、後からでも見返したいフレーズや覚えておきたい内容がある時に、いちいちメモをしなければならないのが面倒と思っていたので、このBook Notionを使ってからはそれが簡単にハイライトとして残せるので、かなり重宝しています!
いつも読書する人も、たまにしか読まない人も、ストレスフリーで効率的に知識の定着ができますので、Kindleユーザーはぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
画像引用元:https://booknotion.site/