こんにちは、ささみです！
皆さんは何か調べ物や購入したいものがあるとき、Google検索を使っていますか？
Google検索で表示されたサイトを1つずつクリックして覗きにいくのが少し面倒だったり、せっかくサイトを訪問してじっくり読んでも自分が欲しい情報が得られなかった、というような経験はありませんか？
リサーチに集中していて気づいたら3時間以上経っていた、ということが、私は結構ありますが、AI検索エンジンを使用してからは、リサーチにかかる時間を半分に短縮することができました！
AIの進化により、検索エンジンは単なる情報収集ツールから、目的に合わせて使いこなす時代になっています。
現在注目を集めている「Genspark」と「Perplexity」というAI検索エンジンツールは、それぞれ異なる強みを持ち、リサーチ時間の短縮はもちろん、他にも様々なシーンで活躍します。
本記事では、GensparkとPerplexityの特徴を比較し、それぞれの使い分け方について解説します。
Google検索の代替として、自分にとってどのAI検索エンジンを使うのが良いかの目安になる情報をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事はこのような悩みを持つ人におすすめです！
- Google検索によるリサーチにかかる時間を短縮させたい
- GensparkとPerplexityの違いを知りたい
- ビジネスで使えるのはどのツールか、使い分けについても知りたい
GensparkとPerplexityの比較まとめ
GensparkとPerplexityの主な特徴を比較表にまとめたものがこちらです。
| 比較項目 | Genspark | Perplexity |
|---|---|---|
| 検索アルゴリズム | 高速なキーワード検索とAI解析を組み合わせた独自のアルゴリズム | 高度な自然言語処理による文脈理解 |
| ユーザーインターフェース | ・シンプルで直感的なデザイン、検索内容を保存・編集可能 ・ユーザーのクエリに基づいて新しいカスタムページ（Sparkpages）を生成 |
・会話形式で使いやすいチャットボット型 ・既存の情報をまとめて提供 |
| 広告の有無とコンテンツの質 | ・広告なしで情報提供 ・高品質なSparkpagesを生成し、複数の視点から情報を提供 |
・広告なしで情報提供 ・信頼できるソースから情報を集め、バイアスフリーなコンテンツを提供 |
| カスタマイズ性 | ユーザーのニーズに応じて検索結果を調整可能、レポートとして保存 | 検索結果を好みに合わせて絞り込み可能（例：学術論文、動画のみ） |
| 主な用途 | ・広範囲な情報収集と深い洞察が必要な場合 ・一般的な情報検索やレポート作成向け |
・詳細な情報収集や特定のトピックについて深掘りする場合 ・リサーチや専門的な質問への対応、最新情報の取得に適している |
| 出典元の表示 | 出典元（ソース）表示の機能あり | 出典元（ソース）を明らかにしながら高精度の結果を提供 |
| ドキュメント対応 | PDFなどのファイルの読み込み機能はなし | PDFなどのファイルの読み込み機能があり、大量の文章から必要な情報を抽出することが可能 |
| 料金プラン | 2024年9月現在はすべての機能が無料（ベータ版） | 無料版と有料版（Perplexity Pro）があり、Pro版では追加機能が利用可能 |
Gensparkは調べた内容について新たにSparkpagesというカスタムページを作成し、内容の保存・編集ができ、そのままレポートとして提出できるのが特長です。
まるでWikipediaを作成するような感覚で情報をまとめられます。
ただし、PDFなどのテキストファイルを読み込ませることはできません。
一方、Perplexityは最新の情報取得に強く、出典元を明示した高精度の検索結果を提供します。学術論文や動画など、検索結果を自分の好みに合わせて絞り込むことができるため、より精密な情報収集が求められるビジネスシーンに適しています。
実際の検索シナリオで比較
次に、具体的な検索シナリオを通じて、GensparkとPerplexityの違いをさらに掘り下げてご紹介します。
ケーススタディ1：一般的な情報検索
「今週の天気」を検索する場合、Gensparkはキーワード検索に強いため、素早く天気予報の結果を表示します。
一方、Perplexityは質問形式の検索に強く、「今日の天気はどうなりそう？」という会話形式の質問でも文脈を理解し、詳細な天気情報を提供します。
ケーススタディ2：専門的な情報検索
「最新のAI技術に関する論文を探したい」という専門的な検索の場合、Perplexityの方が適しています。出典元を明示し、学術論文のみなど検索結果の種類を細かく絞り込めるフォーカス機能があるため、分野に特化した最新の情報を取得する際に便利です。
Gensparkも専門的な情報を検索できますが、キーワードベースの検索がメインであり、広範囲の情報収集に向いています。特に、調べた情報をレポートとしてまとめ、後で参照・編集したい場合に便利です。
ケーススタディ3：ビジネス用途での活用
ビジネスのリサーチ作業では、精度の高い情報収集が求められます。
ここでは、「最新のマーケットトレンド」で検索した結果を比較してみました。
Perplexityは、出典元が明示された最新情報を取得できるため、信頼性の高いデータを活用でき、ビジネスでの応用にも適しています。
一方、Gensparkの「最新のマーケットトレンド」で検索した結果がこちらです。
Gensparkは調べた内容をそのまま保存してレポート化できるため、検索結果を記録し、後で編集・再利用する場合に非常に便利です。例えば、プロジェクトの調査レポートを作成したり、調べた情報を他のメンバーと共有したりする際に役立ちます。
GensparkとPerplexityの使い分けのポイント
- Gensparkがおすすめのケース:
広範囲な情報を深掘りしたい場合、また、調べた内容を保存・編集し、レポートとして提出したい場合。検索結果をあとで見返したり、編集する必要があるときに最適です。プロジェクトの調査レポートの共有や自分用の情報アーカイブを作成したい場合に重宝します。 - Perplexityがおすすめのケース:
ビジネスにおいて高精度の情報を求める場合。出典元が明示され、学術論文や数学、ソーシャルなど、欲しい情報にフォーカスして検索できるため、特定の分野や専門的なリサーチ結果の取得に適しています。信頼性の高い情報を素早く入手したい場合におすすめです。
まとめ：AI検索エンジンを用途で使い分けよう！
GensparkとPerplexityは、それぞれ異なる強みを持つAI検索エンジンです。
Gensparkは情報の保存やレポート作成に適しており、プロジェクトの調査や情報アーカイブを作成する場面で活躍します。
一方、Perplexityは出典元を明示しながら高精度の検索結果を提供するため、ビジネスでの高度なリサーチや最新情報の取得に適しています。
AI検索エンジンの特性を理解し、目的に合わせて賢く使いこなすことで、情報収集の効率を格段に高めることができます。
何よりも、これらの素晴らしい機能を持ったAI検索エンジンを無料で使用できますので、Google検索しか今まで行ってこなかった方は、ぜひこの機会に活用してみてください。
最新のAI検索エンジンを使いこなすことで、情報収集をより効果的に行い、ビジネスや日常生活に活用していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
