こんにちは、ささみです!
皆さんはWebマーケを始める時に、こんなことを考えたことはありませんか?
- 今からWebマーケを始めても成功できるのか?
- Webマーケで失敗したくない!
- 昔の手法はもう古いから、今後のトレンドを知りたい!
これらの悩みは、Webマーケティングの歴史を知れば解決できます!
「過去の失敗から学ぶ」ってよく言いますよね。
Webマーケティングの歴史を理解すれば、失敗しなくて済むのです。
ということで、本日はWebマーケティングの歴史についてご紹介します。
と、その前に・・・
皆さんは、”この世で最も簡単なビジネス”はなんだと思いますか?
この世で最も簡単と言われると漠然としててちょっと回答に困りますよね・・・。
答えは、砂漠で水を売るようなビジネスです。
つまり、”すでに欲しがっている人を見つけること”、がスタートになります。
Webマーケティングの歴史も、砂漠で水を売る状態を実現することから始まりました。
すでに欲しい!と思っている健在欲求層を見つける→集客する→販売するまでのトータルプロセスを実現するために、どのようにWebマーケティングを活用するのか、がポイントとなります。
Webマーケティングの歴史
2010年前後:検索の上位から押さえる(SEO対策全盛期)
現代の人の行動心理として、欲しいものがあればすぐに検索をします。
主にGoogleで検索することが多いと思いますので、Googleの検索結果で上位に表示されれば、欲しいと思っている人に情報を届けることができます。
Googleの検索結果の画面は、次の順で表示されるようになっています。
- リスティング広告エリア
- 地図エリア(MEO対策)
- 自然検索エリア(SEO対策)
それぞれのエリアの詳しい説明や対策はこちらの記事をご覧ください。
通常は自然検索エリアで戦うことになるのですが、ここで重要なのが”Googleの気持ちになる”ことです。
Googleの考えとして、検索する人の悩みを解決できると思う情報を上位に載せます。
具体的には、情報の質が高く、情報量も多くて、使い勝手も良く(スマホやタブレットでも見やすい)、信用できる発信者であることなどです。
ざっくりこれらの対策がSEO対策と呼ばれるものです。
このSEO対策を押さえて上位表示ができるようになれば勝てるという時代が続き、SEO対策全盛期となりました。
同時に、裏技的に行う悪質なSEO対策をする業者が乱立してくるようにもなりました。
2012年〜:SNSによる集客が一気に普及
2012年頃から、悪質な業者を上位検索から無くすために、Googleがロジックを改良してアップデートを行いました。
すると、信用のある上場企業・大企業が有利となりました。
大企業は資金があるので、ポータルサイトをどんどん乱立させていきました(食べログやぐるナビもその一つです)。
王道のロジックだと大企業に勝てないため、小規模事業者や個人は、SNSに活路を見出すようになります。
ポータルサイトの乱立により、Googleが次に評価対象としたのは、検索結果画面の上から2番目となる地図エリアです。
店舗を持っている事業者は、地図エリアに表示されるように写真や基本情報などを細かく登録して対策を立てます。
地図エリア(Googleマップ)上に表示させることができれば、健在欲求層を攻略しやすくなります。
大手が出していないかをリサーチしながら、地図エリアでの健在欲求層の獲得を競い合って、そのエリアで取ることが難しいとなれば、潜在欲求層に対するアプローチを考えます。
潜在欲求層は興味はあるけど欲しいとまではいかない人たちなので、欲しいとなるように教育し、行動を促す方法を研究します。
その研究によって、FaceBookやTwitterなどのSNSが普及するきっかけとなりました。
2012年頃より、SNSで潜在欲求層に認知させてメルマガに集客し、商品やサービスの価値を伝えて顧客に行動を促すということが一気に普及しました。
2013年頃より、SNSで悪質な高額商材を販売する業者が乱立し、FaceBookキラキラ企業、Instagramキラキラ企業ブームとなりました。
ポータルサイトとは、インターネット上のさまざまなページの入り口となる巨大なWebサイトのこと。
代表例として、検索型ポータルサイト:「Google」、「Yahoo! JAPAN」、不動産専用ポータルサイト:「SUUMO」などがある。
2019年〜:YouTuberの時代・TikTokの普及
2018年頃、仮想通貨(暗号資産)バブルで悪徳業者が一斉に悪質な仮想通貨の販売に加担し、バブル崩壊と共に信用を失い、実力の無い発信者が消えていきました。
2018年後半より、本物で堅実な内容を提供する発信者を顧客が求めるようになりました。
2019年頃、水面下でYouTube市場が成長していき、YouTubeビジネスが爆発的に活用されるようになりました。
2020年にコロナによる緊急事態宣言により、YouTubeを含むネットコンテンツの閲覧時間が爆発的に伸びて、YouTuberの時代を迎えました。
日本で有名なのは、皆さんもご存知の「HIKAKIN」や「東海オンエアー」などのYouTuberです。
2020年後半になると、YouTube参入を試みる企業・個人が増え、増えすぎてYouTubeがレッドオーシャン化します。
レッドオーシャン化したYouTubeでは、再生回数を増やすためだけに炎上狙いで迷惑系の動画をアップする人も現れ、チャンネル自体を停止・削除されることも起きました。
広告収益化のハードルも高くなり、YouTubeは非常に厳しい戦いの場となっていきました。
次に多くの人が目を向けたのが、TikTokでした。
好きな時間に飽きることなく、サクッと視聴できる手軽さが短尺動画の魅力であり、サービスの強みであるTikTokが流行り始めました。
2021年より、TikTokでのビジネス、市場が急成長を続けていき、ビジネスに活用する方法が生み出されるようになりました。
アメリカではYouTubeよりもTikTokを見る時間が長くりました。
TikTokを使用した過去のデータから、より興味関心度の高いコンテンツを表示してくれるため、飽きずに視聴し続けられることが理由として考えられます。
同時に、YouTubeショート動画も普及し始めました。
YouTubeショート動画は最長60秒と動画の時間が短いため、ユーザーはスキマ時間などで気軽に視聴ができます。
また、心理的ハードルが低い分、再生回数を伸ばしやすく、ショート動画から効果的に商品やサービスの魅力を訴求できるのがメリットとして考えられています。
2024年現在もショート動画の再生が伸びており、TikTokを皮切りにInstagram(リール)やX(Vertical Video)でも動画の機能が実装されています。
タイムパフォーマンスを重視するユーザーにとって、ショート動画・縦型動画は現代のトレンドと言えるでしょう。
仮想通貨元年といわれた2017年には、ビットコインで巨額の資産を築き、日本円で1億円以上の資産を築いた「億り人」も存在した。
一方で、仮想通貨(暗号資産)を悪用した不正な取引や投資詐欺も横行した。具体的には、偽のICO(新規仮想通貨公開)を利用した勧誘や、フィッシング攻撃によって個人のウォレット情報を盗む詐欺など。
まとめ:時代の流れを読んで欲求別アプローチを制した者が勝つ
2010年以降のWebマーケティングの歴史についてご紹介しました。
なんとなくFaceBookを始めるのではなく、集客をするためには次に何を頑張れば良いのか、歴史の流れを見ることでわかるようになります。
SNSを含めたWebコンテンツは、すでにテレビの需要を超えてきています。
昔は新聞や雑誌しかなかった時代から、テレビの普及によりCMが影響を持つようになり、現代はYouTubeやTikTokなどのSNSに時代が集中しています。
歴史の流れとしても、すでに欲しいと思っている健在欲求層からアプローチを開始し、次に興味はあるけど欲しいとまではいかない潜在欲求層、最後に欲求なしの層にも、Webマーケティングを活用することで、簡単にアプローチをすることができるようになりました。
Webマーケティングを活用して、欲求別アプローチを制した企業や個人が力を持つ時代がきています。
Webマーケティングは世界中の人に一瞬で情報発信ができるため、1〜2年の短い期間でもすごいスピードでトレンドが変化しますので、次に来るものは何か、常にアンテナを張って、流れをキャッチしたらすぐに行動に移すことが大事です。
集客を増やすためにも、このような歴史の流れを理解した上で、これからのWebマーケティング活動に活かしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!