こんにちは、ささみです!
皆さんは、自分で生成したAIのキャラクターを使って別の画像を作りたいと思ったことはありませんか?
2024年にMidjourneyで、人物やキャラクターを固定して統一した画像を生成する機能が新たに追加されましたので、本日はその作り方についてご紹介します。
同一人で別の画像をたくさん生成することができるようになると、今話題のAIインフルエンサーのような画像を作ることも可能です!
私もこちらは苦戦しましたが、私なりに試行錯誤して日本人の美女生成に成功しましたので、Midjourneyを使った日本人のAI美女の生成方法についてもご紹介しますね。
Midjourneyで日本人のAI美女生成方法がわかる
AI美女のキャラクターを使って別の画像を生成する方法を知ることができる
AIインフルエンサーとは、AIを利用して作成された仮想のインフルエンサーのことです。SNS上での活動やブランドのプロモーションなど、実際のインフルエンサーと同様の役割を果たすことができます。
代表なAIインフルエンサー:imma、神宮寺藍、SARI、AIひろゆき
Midjourneyは2024年現在無料プランはなく、有料プランのみになりますので、利用するには月2,000円程料金が発生します。しかし、Midjourneyは風景描写はもちろん、繊細でリアルな人物描写ができますので、まだ試したことない人はぜひ試してみてください。
日本人のAI美女生成方法
では早速、Midjourneyで日本人のAI美女生成方法についてみていきましょう。
プロンプトは基本英語です。
「Japanese beautiful woman」と単純にプロンプトを入力すると、大抵は着物を着た日本人の画像が生成されます。(下図参照)
いやいや、がっつり着物を着た日本人なんて、京都の舞妓さんとか一部しかおらんて、って感じですので、自然な日本人の画像を生成するには、少し指示を足す必要があります。
髪型と服装の指示を追加したプロンプトを入力してみた画像がこちらです。
プロンプト:「Beautiful Japanese woman with long hair wearing casual white T-shirt and denim 」
いかがでしょうか。髪型と服装を指示しただけで、自然な日本人の画像を生成してくれました。すごいですね!
より生活感を出したい場合は、動作や場所、時間帯などを追加で指示していきます。
朝のカフェでコーヒーを飲んでいる23歳の美女を生成してもらった画像がこちらです。
プロンプト:「Japanese beautiful woman, age 23, long hair, photorealistic, wearing white T-shirt, drinking coffee at an open terrace café, Morning hours with bright sunlight, taken with a high-end mirrorless camera, focus3D, 8K –ar 16:9 –s 750 –v 6.0 」
かなり写真に近い画像が生成できたのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
このように、Midjourneyでも追加の指示を加えるだけで、簡単に自然な日本人の美女画像を生成することが可能です!
今回は、右上の画像がよりリアルにできていると思ったので、右上の画像をサンプルにして、同一人物で別の画像を生成する方法をご紹介していきます。
同一人物で別の画像を生成する方法
サンプルにする画像を決めて、URLをコピーしておきます。今回はこちらを使用します。
(Midjourneyで画像を右クリック→リンクをコピー)
このサンプル画像と同じ人物の画像が生成されるわけではありません。
このサンプル画像を元に生成された人物で統一した画像を生成します。
方法は、プロンプトの最後に、「–cref (画像URL) –cw (数値) –sref (画像URL) –cw (数値)」を入力します。※半角スペースに注意!
- cref:キャラクターリファレンス。同じ顔の人物・キャラクターを複数回再生する。
- cw:キャラクターウェイト。数値が高いほど元の画像のキャラの特徴を最大で反映する。範囲は0〜100。0は顔だけ、100は髪、服、装飾品も継承する。
- sref:スタイルリファレンス。参照画像の特徴を生成結果に反映させる。参照先は最大3つまで。
- sw:スタイルウェイト。数値の範囲は0〜1000で、参照画像の影響力(雰囲気)を反映させる。デフォルトは100。swを指定しない場合はデフォルトの数値が自動反映。
このプロンプトを追加して、サンプル画像を元に、別のシチュエーションの画像を生成したものがこちらです。
①テニスをしている女性
プロンプト:「Woman playing tennis, 3D, 8K, high detail, sharp focus, octane render, photorealistic –cref https://s.mj.run/IILyWipmS8Q –cw 0 –sref https://s.mj.run/IILyWipmS8Q」
サンプル画像の人物とは少し顔が違いますが、次を見ていてください。
次に、サンプル画像を元に、また別のシチュエーションの画像を生成します。
②ダンスをしている女性
プロンプト:「Woman dancing, 3D, 8K, high detail, sharp focus, octane render, photorealistic –cref https://s.mj.run/IILyWipmS8Q –cw 0 –sref https://s.mj.run/IILyWipmS8Q 」
いかがでしょうか。先ほど①で生成したテニスをしている女性とほぼ同じ顔の女性の画像が生成されていると思います!
このように、Midjourneyでは「cref/cw、sref/sw」を利用して、人物を固定して別の画像の生成ができるようになりました!数値の範囲も広く、かなり細かい微調整も可能となっています。
プロンプトの指示のポイントは、最初は人物の所作だけを変えることです。
(例:〜を食べている女性、〜を歩いている女性など)
慣れてきたら、色々なパラメーターを調整して、同一人物で色々な画像を生成することができるようになると思います。
まとめ
本日は、Midjourneyを使用して、日本人の美女画像を生成する方法と、人物を固定して別の画像を生成する方法についてご紹介しました。
Midjourneyは指示が英語で、パラメーターも膨大にあるので、最初はハードルが高いと思われがちですが、本日ご紹介したプロンプトを使うだけで、自分が生成したい画像を生成することが可能です!
また、Midjourneyでの画像生成が難しいと思われている分、Midjourneyを使いこなすことができれば、他の人との差別化ができ、パラメーターを駆使してオリジナルティあふれる画像を生成することが可能ですので、まだ試してない方はぜひ試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!