こんにちは、ささみです!
ついに、国産のAI検索エンジンである「Felo(フェロー)」がリリースされました!
Feloは単なる検索エンジンにとどまらず、情報の整理や視覚化、さらにはプレゼンテーション資料の自動生成まで行える革新的なツールです。
Feloと開くと、以下の画面が表示され、ログインなしでも検索が可能です。デザインの仕様はPerplexityとすごく似ていますね。
これまでPerplexityやGensparkを使っていた人も、これを機に機能が充実した国産のFeloの切り替える人が続出するのでは??ということが想定されます。
本記事では、Feloの特徴や使い方と、他社の主要なAI検索エンジンとの比較をわかりやすく解説していきます。
いち早く情報を入手して、あなたの情報収集や資料作成のプロセスがどのように変わるのか、一緒に見ていきましょう!
最新の国産AI検索エンジン「Felo」の特徴を理解できる
「Felo」の効果的な使い方を知ることができる
Feloの特徴と使い方
Feloには、従来の検索エンジンにはない独自の機能が数多く搭載されています。ここでは、Feloの主な特徴と使い方を5つのポイントに分けて詳しく解説します。
1. マインドマップを生成できる
Feloの最も特徴的な機能の一つが、検索結果をマインドマップとして表示できることです。
- 概要: 検索結果を構造化させたマインドマップに変換し、情報の整理と理解を深めることが可能です。
- メリット:
- 複雑な情報を視覚的に整理できる
- 関連する概念や情報のつながりが一目で分かる
- アイデアの発想や学習効率の向上につながる
- 使い方:
- 検索ボックスにキーワードを入力
- 検索結果ページの左下にある「マインドマップ」タブを選択
- 自動生成されたマインドマップが表示される
- 必要に応じてノードの展開や折りたたみが可能
マインドマップ機能を使うことで、膨大な情報の中から重要なポイントを素早く把握し、効率的に学習や調査を進めることができます。特に、新しい分野の概要を掴みたい時や、複雑なトピックの全体像を理解したい時に非常に役立ちます。
(以下は、「TikTokでの日本の最新のトレンド」の検索結果をマインドマップ出力したものです)
2. プレゼンテーション資料を生成できる
Feloのもう一つの革新的な機能が、検索結果に基づいてプレゼンテーション資料を自動生成できることです。
※プレゼンテーション資料作成の場合はログインが必要になります。
- 概要: 検索結果をもとに、PowerPointのスライドを自動で作成します。
- メリット:
- プレゼン資料作成の時間を大幅に短縮
- 一貫性のある構造的な資料が簡単に作れる
- 最新の情報を含んだ資料をすぐに用意できる
- 使い方:
- 通常の検索を実行
- 検索結果ページの右上にある「プレゼンテーションを生成」ボタンを選択
- スライドのデザインを選択(色や分野の絞り込みが可能)
- 自動生成されたスライドをプレビュー
- スライドをダウンロードし、必要に応じて編集が可能
この機能は、急なプレゼンの準備や、大量の情報を短時間でまとめる必要がある場合に特に重宝します。自動生成されたスライドをベースに、自分なりのアレンジを加えることで、効率的かつ質の高い資料作成が可能になります。
(以下は、「SNSマーケティングの最新のトレンド」で検索した結果をプレゼンテーションで出力したものです)
3. クロス言語検索ができる
グローバル化が進む現代において、言語の壁を越えた情報収集は非常に重要です。Feloはこの課題に対し、クロス言語検索機能で対応しています。
- 概要: ユーザーが母国語のクエリを入力し、世界中のソースから結果を受け取ることができます。
- メリット:
- 言語の壁を越えた幅広い情報収集が可能
- 海外の最新情報や研究成果にアクセスしやすくなる
- 国際的な視点での調査や比較が容易になる
この機能により、例えば日本語で「再生可能エネルギー」と検索しても、英語やその他の言語で書かれた関連情報を含めた包括的な結果を得ることができます。グローバルな視点での情報収集や研究に大きな威力を発揮します。
4. 分野に特化した検索が行える
一般的な検索エンジンでは、特定の分野や目的に応じた検索結果を得るのが難しい場合があります。Feloは、この問題に対してフォーカス機能を提供しています。
- 概要: フォーカス機能が搭載されており、学術研究、ビジネス分析、コンテンツ作成などの特定の分野や目的に特化した検索が可能です。
- メリット:
- 目的に応じた的確な情報を素早く見つけられる
- ノイズとなる不要な情報を排除できる
- 専門的な調査や分析の効率が大幅に向上する
- 使い方:
- 検索入力画面の「Web検索」をクリックする
- 目的や分野(例:学術研究、ビジネス分析、コンテンツ作成)を指定
- 通常の検索クエリを入力
- 選択した分野に特化した検索結果が表示される
例えば、「人工知能」というキーワードで検索する場合、学術研究にフォーカスすれば最新の研究論文や学会発表が中心に表示され、ビジネス分析にフォーカスすれば市場動向やビジネス活用事例が優先的に表示されるといった具合です。
(Feloの検索範囲一覧がこちらです)
5. 複数のAIモデルを選択できる
Feloの高度な機能の一つが、複数のAIモデルから選択できる点です。これにより、ユーザーのニーズや検索の目的に応じて最適なAIモデルを利用することができます。
※本機能はPro版(有料)でのみ使用できます。
- 概要: GPT-4、OpenAI o1-preview、OpenAI o1-mini、Claude3.5 Sonnetなど、複数のAIモデルから選択が可能です。
- メリット:
- 検索目的や要求される精度に応じてモデルを選択できる
- 各AIモデルの特性を活かした検索が可能
- 最新のAIモデルを常に利用できる
- 使い方:
- 左下のアカウント(ユーザー設定)画面を開く
- 利用可能なAIモデルリストから希望のモデルを選択
- 選択したモデルを使用して検索を実行
例えば、高度な分析や複雑なタスクにはGPT-4やClaude3.5 Sonnetを、簡単な質問や高速な応答が必要な場合はOpenAI o1-miniを選ぶといった使い分けが可能です。この機能により、ユーザーは常に最適なAIパフォーマンスを得ることができます。
なお、OpenAI o1-previewはPerplexityは2024年10月現在、まだ使用することができないため、Feloはいち早く、推論に特化したモデルを使用可能となっています。
PerplexityとGensparkとの比較
Feloの特徴をより明確にするため、他の主要なAI検索エンジンであるPerplexityとGensparkとの比較をお示しします。
機能 | Felo | Perplexity | Genspark |
---|---|---|---|
多言語対応 | ○ | ○ | ○ |
フォーカス機能 | ○ | ○ | × |
マインドマップ生成 | ○ | × | × |
スライド自動生成 | ○ | × | × |
モバイルアプリ | ○ | ○ | × |
AIモデル | GPT-4o、Claude等10種 | GPT-4o、Claude等 | 独自のAIモデル |
生産国 | 日本 | アメリカ | アメリカ |
○:対応、×:非対応
この比較表から、Feloの独自性が際立っていることがわかります。特に、マインドマップ生成やスライド自動生成機能は、他のAI検索エンジンにはない特徴的な機能です。また、複数のAIモデルを選択できる点も、Feloの大きな強みと言えるでしょう。
まとめ:Feloを使って効果的に情報収集&資料作成しよう!
本日は、話題の最新AI検索エンジン「Felo」の特徴と使い方、他社の主要なAI検索エンジンとの比較を解説しました。
Feloは、単なる検索エンジンの枠を超えた、次世代の情報収集・整理ツールと言えます。その特徴を活かすことで、以下のような効果が期待できます:
- 効率的な情報収集: クロス言語検索やフォーカス機能により、幅広く、かつ的確な情報収集が可能になります。
- 深い理解と洞察: マインドマップ機能を使うことで、複雑な情報の関連性を視覚的に把握し、深い理解と新たな洞察を得ることができます。
- 迅速な資料作成: スライド自動生成機能により、プレゼンテーション資料の作成時間を大幅に短縮できます。
- 柔軟なAI活用: 複数のAIモデルから選択できることで、タスクに応じた最適な検索結果を出力できます。
これらの効果を無料から試せますので、作業効率が爆上げるする国産のAI検索エンジン「Felo」をぜひ使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!