WEBマーケティング

【顧客との距離を縮める】DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とは?(LINE公式アカウントのコツを紹介!)

こんにちは、ささみです!

皆さんは、どこかの企業のLINE公式アカウントに登録したことはありますか?

友達追加をするだけで、無料特典や有益な情報が手に入るため、利用された方も多いのではないかと思います。

Webマーケティング業界でも、現在集客や売上を上げるための強力な手法として注目されているのが、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)です。

LINE公式アカウントもDRMの手法の1つです。

本日は、DRMの概要と手順、そしてLINE公式アカウントをメインとした、DRM成功のポイントについて、解説します!

この記事を読むことで得られること
  • DRMの概要と手順を理解できる
  • LINE公式アカウントのコツがわかる

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とは?

DRMとは、顧客に直接的なアクションを促すマーケティング手法です。
従来の広告のように単に認知度を高めるだけでなく、顧客からの即時の反応(レスポンス)を得ることを目的としています。
顧客の目的は、商品やサービスの詳細を知るために資料請求を受け取ったり、無料サンプルを受け取るために連絡をとります。

DRMは、一般的なマスメディアを使った広告とは違って、ターゲットを絞り込み、個別にアプローチすることで、より高い成果を期待できる点が魅力です。
信頼関係を築くことが成功の鍵となります。

DRMの主な特徴は以下の通りです。

  • 興味を持った顧客にのみアプローチするため、成約率が高い
  • 顧客の反応を測定可能(明確な行動喚起)
  • 即時性の高いコミュニケーション
  • パーソナライズされたメッセージを送信できる
  • 少ないコストで大きな成果が期待できる

DRMの代表的な手法には、Eメールマーケティング、ダイレクトメール、テレマーケティング、SNS広告などがあります。
これまではメルマガが一般的でしたが、現在はLINEが普及しているので、LINE公式アカウントがメインになります。
高齢者の方もスマホやLINEを使っているので、基本はLINE公式アカウントのみで大丈夫です。

それでは、LINE公式アカウントを踏まえたDRMの手順についてみていきましょう。

DRMの手順(LINE公式アカウント)

DRMを効果的に実施するには、以下の3つのステップが重要です。

  1. 顧客リストを作る
    商品やサービスに関心があり、将来的に顧客になる可能性がある潜在層〜顕在層の顧客のリストを作ります。そのために、SEO対策をして自社サイトへの流入を増加させ、無料コンテンツや有益な情報を提供し、SNSやLINE公式アカウントなどの登録を促して顧客の情報を集めます。
  2. 教育をする
    SNSやLINE公式アカウントを活用して、お得な情報を定期的に発信します。顧客にとって価値のある情報を提供し、顧客との信頼関係を構築することが大事です。LINE公式アカウントであれば、パーソナライズされたメッセージを送信できるため、親密度が深まる可能性が高くなります。
  3. 商品やサービスを販売する
    信頼関係が築かれた段階で、顧客に対して商品やサービスの購入を提案します。特別キャンペーンや限定オファーなどを活用して、具体的な購入の動機付けを行いましょう。顧客の心に刺さるアプローチを行うことで、高いコンバージョン率を目指すことができます。

では、具体的な手順について解説します。

1)ターゲット選定:
自社の商品・サービスに合った顧客層を分析し、最適なターゲット層を特定する

2)魅力的なコンテンツの作成:
顧客が「この情報が得られるなら個人情報を渡しても良い」と考え得るような価値あるコンテンツを提供し、行動を促す

3)チャネルの選択(複数の入口を用意):
ターゲット層に最適なコミュニケーションチャネルを選ぶ(LINE公式アカウント、SNS、メルマガなど、利用しやすい方法でアプローチで切るよう複数のチャネルを準備する)

4)キャンペーンの実施(関係構築):
ターゲットに響くパーソナライズされたメッセージを発信する
LINE公式アカウントを使用する場合、リッチメッセージやリッチメニューの活用、ステップ配信などを実施して徹底的に興味づけを実施する
定期的にメッセージを発信し、継続的なコミュニケーションを築く

5)レスポンスの測定:
顧客の反応を詳細に分析し、効果を測定する
LINE公式アカウントの場合、メッセージ開封率、クリック率、コンバージョン率などを確認する

6)フォローアップ:
反応のあった顧客に対して適切なフォローを行う
LINEの双方向コミュニケーション機能を活用し、即時対応を心がける

7)改善と最適化:
結果を基に、次のキャンペーンに向けて戦略を改善する
LINE公式アカウントの運用方法や配信内容を継続的に最適化する

プライバシーへの配慮:顧客情報の取り扱いには十分注意し、適切な同意取得と管理を行うことを心がけましょう

LINE公式アカウントは、日本のDRMにおいて非常に重要なチャネルの一つです。以下の特徴を持つため、効果的なDRMツールとして注目されています:

  • 高いリーチ率:LINEは日本国内で8,900万人以上のMAUを誇る
  • 即時性:プッシュ通知機能により、高い開封率とクイックなレスポンスが期待できる
  • 柔軟な配信設定:性別、年齢、地域などによるセグメント配信が可能
  • 豊富な機能:リッチメッセージ、リッチメニュー、クーポン配信など、多様なコンテンツ形式に対応
  • 双方向コミュニケーション:チャット機能を活用し、顧客との直接対話が可能

DRM成功のポイント(LINE公式アカウント)

LINE公式アカウントを活用したDRMを成功させるためのポイントをご紹介します。

  1. 友だち追加の促進:店頭でのQRコード掲示、Web上での告知、キャンペーン実施など
  2. 適切な配信頻度の設定:過度な配信は離脱の原因となるため、適切な頻度を見極める
  3. パーソナライズされたコンテンツ:ユーザーの興味関心に合わせたメッセージやオファーを配信
  4. タイムリーな情報提供:季節やイベントに合わせた情報を適切なタイミングでメッセージを配信
  5. インセンティブの提供:LINE限定クーポンやポイント付与などで、アカウントの価値を高める
  6. リッチコンテンツの活用:視覚的にアピールするリッチメッセージやリッチメニューを効果的に使用
  7. 自動応答機能の活用:FAQ対応や簡単な問い合わせに対して、チャットボットを導入

LINE公式アカウントを通じたDRMは、直接的かつ即時性の高いコミュニケーションを可能にし、顧客との距離を大きく縮めることができます。

また、興味の薄いファン層にセールスを仕掛けると炎上する可能性があるため、売るべき相手ではない顧客を避けるという意味でもLINE公式アカウントは有効な手段です。

最適なターゲットを設定することで、クレームが出る可能性のある顧客を排除し、結果的に売上も増える仕組みを構築できます。

LINE公式アカウントは、アカウントBan(垢BAN)される可能性があります。
「儲かる」「稼げる」「アフィリエイト」などの詐欺に使われるワードは規約違反になり、垢BANされるリスクがあります。
アカウント作成時のカテゴリーで、「ブログ」「個人」「SNS」などアフィリエイトやコンテンツ販売を連想される可能性があるカテゴリーは選択しないように注意しましょう。
また、リスクヘッジとして、複数の公式アカウントを取得することも検討しましょう。

まとめ:LINE公式アカウントを活用して顧客との距離を縮めよう!

本日は、DRMの概要と、LINE公式アカウントをメインとしたDRMの手順とDRM成功のポイントついて解説しました。

LINE公式アカウントは誰でも簡単に無料で作成でき、検索すれば作成手順の方法もたくさん出てきますので始めるためのハードルがとても低いです。
本日ご紹介したように、低コストで大きな成果を見込めるDRMツールとなっています。

LINE公式アカウントを作成する際は、まずは5大特典などを付与することを目指しましょう。
例えば、ロードマップ系や、テンプレート系、マニュアル系、実例レポート、マル秘データ、個別無料相談などです。

また、7日間、14日間で完結するステップ配信を設定してセールスを仕掛けることも効果的です。

【ステップ配信例】
1日目:セミナー系のオファーをかける動画を流す
2日目:昨日の動画を見てくれましたか?(プッシュ)
3日目・4日目:有料コンテンツで実績を出している人を紹介(お客様からの声)&有益動画を見ていない人にプッシュ
5日目:もうすぐこの動画が見れなくなることを告知
6日目:明日で特典が終わることを告知
7日目:最終日オファー(プッシュ)

本記事の内容を参考に、顧客との距離を縮めて売上を伸ばすために、LINE公式アカウントを活用して、DRMマーケティングを実践してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!